2018年7月31日火曜日

海野十三「しゃっくりをする蝙蝠」(全1回)

JU通信 復刊第7号 平成13年(2001年)5月1日 海野十三の会
に掲載された
 幻の小説「しゃっくりをする蝙蝠」

です。


1 件のコメント:

  1. <池田憲章Facebook8月1日転載≫
    日本SFの父と言われるSF作家の海野十三は、特撮イメージの源流としても、重要な作家で、例えば1946年には、東宝教育映画に頼まれて未来の東京という摩天楼都市のアドバイスを出しているし、1947年には、四次元に落ちた女性科学者が幽霊のように青白い半透明の姿を見せて現れたり、宇宙空間を自由に動いて進む人工惑星が地球のロケット🚀に遭遇したり、ロボットの記憶回路に21の命令をインプットしたり、1948年には、物質電送で殺人現場から逃走する犯人を描いたり、悪人がヘリコプターの科学力を使って、山の中腹の山肌が開閉して、中の秘密基地に逃げこんで、山登りのハイカーがそれを目撃したり、昭和30年代のマンガやテレビヒーロー番組で何回使われたか、アゼンとするほどだ。戦前から、横山隆一、横井福二郎、山川惣治、清水崑というマンガ家がイラストを担当、1948年には、この人を弟子にしたいなぁと、手塚治虫に注目していて、小松崎茂を励ましていた人だった。これだけ有名な人なのに、デビュー作は、まぼろしの作品で、ミステリー研究者が70年近く追いかけながら、未だ未発見❗️ その謎について、2000年に手がかりを見つけ、海野十三の会で発表した文章を、池田憲章のアニメメモランダムに再録しておいたので、読んでみてほしい。来年を目指して、資料集を発行すべく、今必死に編集作業中なのです❗️(^。^)

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